ヘンタイ少年少女?
夢。
といっても、自分の場合、ひと晩で3つか4つくらい見るのが通例だ。
覚えてる限りのものを。
天井からやたらと雨漏りがする。
見上げると天井一面が、岩場の海岸のようになっていて、あちこちに開いている穴から、あとからあとから水滴が落ちてくる。
困っているところで目がさめた。
やれやれ、夢でよかったわい、と、トイレに立った後でまた床に就く。
この時の脳ミソが水あめにでもなったかのような、陶酔感が、自分にはすごく心地よく感じられる。
こういう状態の時が、願をかけるのには一番いいのだろうが、ついつい忘れてしまう。
寝返りを打つと、枕元の、開きかけの窓から、雨風が吹きこんでくる。はて、このなところに窓なんかなかったはずだが。
閉めるついでに、外をのぞくと、地面が相当、下に見えた。
自分はこんな高い所に住んだことはない。そう思いだしたら、これもまた夢だった。
もう一度、眠りにつく。
気がつくと、おれは朝方の街なかにいた。なぜか地面に倒れていた。学生服を着ている。
といって、体も若返っている、というわけでもなさそうだ。
女の先生が幼稚園児を引き連れ、おれのそばを通り過ぎていく。その団体がおれを指さし笑いながら。といって別にそれに腹が立ったわけでもない。
は、いかん、こんなところにこうしている場合じゃない! 会社に遅刻だ! せめて電話しねーとなあ。しかしポケットに、ケータイだかスマホだかもない。
あせって歩き回っていると、公衆電話がそこかしこにある。こじんまりとしたなにかの商店の前に。
さいわい小銭は持っていたので、かけようとするも、なぜか店のヤツにじゃまされ、途方に暮れて(というのはちょっとオーバーだが)とぼとぼ公園まで歩いてゆく。
公園には小学生らしき男の子がいた。
「ニーちゃん、ニーちゃん、ええもん見せたるで」
と、関西弁で、ませた口調でなれなれしく話しかけてくる。
なんじゃこのガキャあ。とも思ったが・・・なにを見せてくれるんだろうと、ほんの少し期待していると、男の子はズボンとパンツを下ろし、おもむろに、オ○ニー、あるいはセン○リを始めやがった!
「バカヤロ! 誰がおまえのそんなカッコ観ておもしろがると思ってんだ!」
おれがそう怒鳴りつけたところで、今度は近くに男の子と同年代くらいの女の子が、ネコを抱えて歩いてきた。
そのネコをそのへんにあおむけに寝かせると、自分が口に含んだスパゲッティらしいものを、口移しで食べさせ始めるではないか!
おれと男の子があっけにとられながら見ていると、彼女はひとこと「見ないでよ!」と一括する。
「アホンダラ! 見られたくないならそんなところでするんじゃねえ! おまえら変態か、キチ○イか!」
再度怒鳴りつけたところで目がさめた。(完)
オチも何もありません。お粗末でした。
といっても、自分の場合、ひと晩で3つか4つくらい見るのが通例だ。
覚えてる限りのものを。
天井からやたらと雨漏りがする。
見上げると天井一面が、岩場の海岸のようになっていて、あちこちに開いている穴から、あとからあとから水滴が落ちてくる。
困っているところで目がさめた。
やれやれ、夢でよかったわい、と、トイレに立った後でまた床に就く。
この時の脳ミソが水あめにでもなったかのような、陶酔感が、自分にはすごく心地よく感じられる。
こういう状態の時が、願をかけるのには一番いいのだろうが、ついつい忘れてしまう。
寝返りを打つと、枕元の、開きかけの窓から、雨風が吹きこんでくる。はて、このなところに窓なんかなかったはずだが。
閉めるついでに、外をのぞくと、地面が相当、下に見えた。
自分はこんな高い所に住んだことはない。そう思いだしたら、これもまた夢だった。
もう一度、眠りにつく。
気がつくと、おれは朝方の街なかにいた。なぜか地面に倒れていた。学生服を着ている。
といって、体も若返っている、というわけでもなさそうだ。
女の先生が幼稚園児を引き連れ、おれのそばを通り過ぎていく。その団体がおれを指さし笑いながら。といって別にそれに腹が立ったわけでもない。
は、いかん、こんなところにこうしている場合じゃない! 会社に遅刻だ! せめて電話しねーとなあ。しかしポケットに、ケータイだかスマホだかもない。
あせって歩き回っていると、公衆電話がそこかしこにある。こじんまりとしたなにかの商店の前に。
さいわい小銭は持っていたので、かけようとするも、なぜか店のヤツにじゃまされ、途方に暮れて(というのはちょっとオーバーだが)とぼとぼ公園まで歩いてゆく。
公園には小学生らしき男の子がいた。
「ニーちゃん、ニーちゃん、ええもん見せたるで」
と、関西弁で、ませた口調でなれなれしく話しかけてくる。
なんじゃこのガキャあ。とも思ったが・・・なにを見せてくれるんだろうと、ほんの少し期待していると、男の子はズボンとパンツを下ろし、おもむろに、オ○ニー、あるいはセン○リを始めやがった!
「バカヤロ! 誰がおまえのそんなカッコ観ておもしろがると思ってんだ!」
おれがそう怒鳴りつけたところで、今度は近くに男の子と同年代くらいの女の子が、ネコを抱えて歩いてきた。
そのネコをそのへんにあおむけに寝かせると、自分が口に含んだスパゲッティらしいものを、口移しで食べさせ始めるではないか!
おれと男の子があっけにとられながら見ていると、彼女はひとこと「見ないでよ!」と一括する。
「アホンダラ! 見られたくないならそんなところでするんじゃねえ! おまえら変態か、キチ○イか!」
再度怒鳴りつけたところで目がさめた。(完)
オチも何もありません。お粗末でした。
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