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カナシバリ2態 中篇

 金縛りのつづき。で、夜中、寝てたらその、おそらく途中で、寝苦しくなって目がさめたんです。そしたら、わたしに馬乗りになって(今でいうマウントポジションですか)わたしの首を絞めてる、人間の形をした黄色いエクトプラズムみたいなのがいたんです!

 首を絞められたしかも金縛り状態なんで、なおさら声もでなくて。

 必死にもがこうとしたら、それはフッと消えてしまいました。
 一体なんだったんでしょうな、アレは?
 誰かおれをひどく恨んでるヤツがその当時いて、そいつが遠隔操作でおれに呪いをかけた、とか? 

 ほら、よく言うじゃないですか(言わないかな?)「死霊」より「生霊」のほうが、タチが悪くておそろしい、って。「幽霊よりも生身の人間の執念、怨念のほうがおそろしい」とか。
 いや、でも、わたしはその当時、どちらかというとパシリかいじめられっ子に近い存在で他人を恨むことがあっても、その逆ってのはあんまりなかったと思うんですがね。ましてやわたしの周囲に、そんな一種の超能力めいたもの持ってるヤツなんかいなかっただろうし。

 まあ、それはそれで済んだ(?)んですが、今度はハタチ過ぎてからかなあ、たしか。そのころ、わが家では犬を室内で飼っていました。犬とか猫ってのは人間といっしょに暮らしてると、自分も人間のような錯覚をそのうち覚えるんでしょうか。

 その犬を仮に「グッさん」としましょう(なんで犬にまで仮名を付けるんだ?ってか? ちなみに、マルチタレントの「山口トモミツ」さんとはなんの関係もありません)

 グッさんは、冬になってストーブを出しておくと、必ずその前に陣取って、横たわり、手で触ると熱いくらいに腹あぶりをしてました。わたしは、その姿を見てると、なんとなくからかいたくなって、そっと近づき「ドラムソロ!」とか言って、その熱くなった腹をバシバシたたいたものです。もちろん、軽くですよ。

「ウ~、ガルル!」
 グッさんは、眉間にしわを寄せ、わたしをにらみつけながら低くうなります。
「せっかくひとが(?)気持ちよく腹あぶりしてるのにこの野郎!」とでも言ってたのでしょうな。わたしも調子に乗って、しつこくたたきすぎて噛まれたこともあります(笑) まあ、アマガミにしてくれたみたいですが。

 話はちょっと変わって、犬、というかけものは、毛の生え変わりの時期ってあるじゃないですか? 世の例にもれず、グッさんもそんな時期を迎えたころ、わが家の床にはかれの毛が散乱してました。

 もちろん掃除もします。板の間ならほうきとかでも充分なんですが、ジュータン(ただし安物。毛が短いヤツ)だとそうもいきません。たわしなどでこすって取ったりしたものです。(さらにつづきます)
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ピキュー

Author:ピキュー
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当方、平々凡々の、バツゼロ中年男です。
アルコール依存症です。左利きです。

 読書、映画鑑賞、散歩(スロージョギング、簡易(?)スクワット含む&エアなわとび)、宗教、競馬研究(専門紙名にあらず)等、型にはまった趣味しかありません。
マンガ全般、それと、もともと好きだった、ハードではなく、ソフトな感じのSF、ミステリー、実話怪談などが多いですかね。それと、自己怪談&SF (そんな日本語あるのか?)? 夢日記を、物語風に書くこと。宗教といっても、特定の宗教に肩入れはしません。職業、スリーサイズは、ヒ・ミ・ツ!うふ。気持ちわる!
 
こんなところかな。よろしくお願い申し上げます。

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