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幽体離脱~♪ 3

 あれは、そうだなあ、初めてそれを体験したのを覚えてるのは、中学2年生くらいだったかと思います。(中2病、という言葉が世間一般であるそうですが、わたしにはそれがなんなのかよくわかりません。おそらくは、思春期にありがちな「なにか」ということなんでしょうけど)

 いや、そうじゃないな。ひとり部屋が与えられてたから、高校生以降でした。

 ある真夜中。ひとり寝ていると、ふと目がさめ、なんとなく体がムズムズするなあと思いながら目の前の天井を見ていました。

 すると、フッと肉体から、なんの抵抗もなしに離れて、自分が透明なアストラル・ボディ(幽体)になって、宙に浮かび上がるのを実感したんです! 自分が寝ているからだ数十センチ真上に! むろん、わたしの「意識」は幽体に移動しています。

 幽体自体はカナシバリに遭うわけでもなく、動くことができるので、下を見やり、ふつうに眠っている自分を確認しました。

 やがてわたしの幽体(以降、しつこいので「幽体」は省略)は、そこでクルクルとなぜか旋回し(自分の意思とは関係なしに)、そのまま、わずかに開いていた入り口の隙間に、タバコの煙みたいに、吸い込まれていきました。

(つづきます)

 そうそう、追記、というかついでにまたもきわめて個人的メモ、です。

「環状線に消えた女 西村京太郎・著」、「沈みゆく人 眉村 卓・著」読了。
「海神(わたつみ)の裔(すえ) 豊田有恒」「神秘の島(下) J ・ヴェルヌ、著」読書中。

それと、物置整理してたら、むかし読んだ懐かしい本の中に「わがふるさとは黄泉の国(半村良、著) 半村良短編集」が出てきました。この本に収録されている中で特に好きだったのが「誕生 ~マリー・セレスト号への挑戦~」でした。

 半村良先生、この場をお借りして、遅ればせながら、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

 なお、文中は、おのおの、敬(先生)省略です。
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Author:ピキュー
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当方、平々凡々の、バツゼロ中年男です。
アルコール依存症です。左利きです。

 読書、映画鑑賞、散歩(スロージョギング、簡易(?)スクワット含む&エアなわとび)、宗教、競馬研究(専門紙名にあらず)等、型にはまった趣味しかありません。
マンガ全般、それと、もともと好きだった、ハードではなく、ソフトな感じのSF、ミステリー、実話怪談などが多いですかね。それと、自己怪談&SF (そんな日本語あるのか?)? 夢日記を、物語風に書くこと。宗教といっても、特定の宗教に肩入れはしません。職業、スリーサイズは、ヒ・ミ・ツ!うふ。気持ちわる!
 
こんなところかな。よろしくお願い申し上げます。

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