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男たちはトイレへ

 こんな夢を見た……。

 どこかの、ひと昔まえの感じの大きなホテル。その中の会議室のようなところで、おれは複数の中年男たちといっしょに、なにかの講義を受けていた。

 句作か絵の勉強会らしい。なにかの番組にそんなのがありましたなあ。

 おれはヘタな俳句を作り、ヘタな絵を描いたが、案の定、講師に酷評された。

 その翌日のような設定になる。

 ホテルのはずが、警察署のような部屋が一画に設置されている。やはり男女の警官たちがなにか事務作業をしていた。

 その中で、1人だけ目立つ人物がいた。

『こち亀』の本田巡査だった。かれだけが、原画やアニメのような状態で存在する、一種異様な光景。

 かれも、もくもくとデスクワークをしている。バイクに乗ってないのに鬼の形相である。

 いつのまにかおれは交通機動隊の青い制服を着ていた。どうやらかれの部下、後輩という設定のよう。

「おはようございます」

 おれは多少ビビりながらあいさつする。

ああ、おはよう」

 ひと通り周辺をほうき掃除して、その場を離れようとすると、いきなりかれに上腕をつかまれた。

 そして、ささやくように、

「ありがとう」

  と、怖い顔のまま言われた。

 おれはトイレに駆け込み、放尿する。

 べつにビビったわけではなく、急に激しい尿意に襲われたからである。

 トイレでは、男たちが童心に帰って、大放尿大会を開催していた。


 ……そんなところで目がさめた。


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ピキュー

Author:ピキュー
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当方、平々凡々の、バツゼロ中年男です。
アルコール依存症です。左利きです。

 読書、映画鑑賞、散歩(スロージョギング、簡易(?)スクワット含む&エアなわとび)、宗教、競馬研究(専門紙名にあらず)等、型にはまった趣味しかありません。
マンガ全般、それと、もともと好きだった、ハードではなく、ソフトな感じのSF、ミステリー、実話怪談などが多いですかね。それと、自己怪談&SF (そんな日本語あるのか?)? 夢日記を、物語風に書くこと。宗教といっても、特定の宗教に肩入れはしません。職業、スリーサイズは、ヒ・ミ・ツ!うふ。気持ちわる!
 
こんなところかな。よろしくお願い申し上げます。

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