「こち亀」最終回と200巻発刊によせて
「ビリーバット」は完結してしまいましたが、
「こち亀 200巻」
昨日も書きましたが未購入のままです。
しかしもう、リアルタイムの両さんとは会えないんですね。
残念と言えば残念ですが、両さん自身にもその生みの親である秋本先生ご自身にも、休暇が必要なのでしょう。
先生ご自身も、そんな風にコメントしていたそうですが。
これまた昨日書きましたが、わたしは連載開始以来のファンです。
単行本は全巻買っています。しかし、途中で紛失したりもしました(自宅のどこかにたぶんあると思うのですが)
なので、初期のころのやつとか、たまに買い直したりしてたんです。
そーすっとこれもまたひとつの「こち亀」オールドファンの楽しみ方の一つとして、セリフの手直しがけっこうあるんですよね。
たとえば、たしか3巻か4巻くらいだったと思うんですが、両さんが、放火犯を捕まえようとするシーン。その際のセリフ。
「わしをとうとう本気で怒らせたな、ただじゃ済まんぞ!」
これ、最近(つっても10年くらい前に買ったんですが)買った本の中のセリフ。それが改訂前は、
「てめーみてーなやつを逮捕するようなケチな桜田門じゃねえ! 射殺してやる!」
だったんですよ。以前のほうが、より過激だったんですよね。
それと、たしか33巻だったと思うんですが、ストーリーの合間に秋本先生のエッセー風コメントで、ありました。
「……最初は過激なバイオレンスポリスという感じでスタートしたのだが、いつの間にか下町人情おまわりさんになってしまった……」(大意抜粋)
秋本先生、長い間本当におつかれさまでした。いちファンとして、ご健康とご長寿をお祈りいたします。
あ、それと蛇足ですがさいしょに「こち亀」って略称をつけたのは、18巻巻末文の林家しん平さんだったと思います。
わたしの記憶がたしかならば、ですが。
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