「孤虫症」
だいぶご無沙汰しておりました。
前回の記事、削除しようかと思ったんですが、拍手をつけていただいたかたがいらっしゃったので、とりあえずこのままにしておきます。
あんまり、あとで読んでみてはずかしいことは書くものじゃありませんな(苦笑)
それはそうと、今回手に取った本が、タイトル通りのタイトルの本。真梨幸子・著(敬称略)
真梨先生(以下、しつこいので、さん付け)の作品は今回、初めて読みました。
サイコ・サスペンス・ホラーものとでもいうべきでしょうか。基盤はミステリーかな。それともミステリーとサスペンスは似たような意味なのかしらん。
いや、厳密にいうとちょっと違いますな。今、辞書で調べてみました。
はじめのうちは、官能小説かなとも思ったんですが、話がどんどんおもしろく、気もち悪い方向に行くので(それと、読みやすいのはもちろんです)詠み始めたら止まらなくなって、2時間か3時間くらいで、一気に読んでしまいました。
作品中に出てきた、ある市はたぶんわたしが昔、住んでいた街だなと思いました。どーでもいいことですね。
図書館に真梨さんの他の本があったら、借りてきたいな、とも思いました。
そういえば、半年くらい前の日記、読み返していたら、乃南アサ 先生(以下、同)の「岬にて」という短編集の名前がメモってありました。
乃南さんの作品は、
「六月十九日の花嫁」
しか、今のところ読んだことはありません。ずーっと前、働いていた会社の、読書好きのパートのおばちゃんからもらったものです。
あの作品もおもしろかったです。
記憶を失くした、なぜかさまざまな危険な場面に遭遇するヒロインをいつも、口調はぞんざいだが守るように行動していた謎の男。……いや、これ以上書いちゃうとネタバレになりかねないから、やめときましょう。
そうそう、人から聞いた話ですけど「こち亀」終わっちゃうそうですな。いや、ガセ(ネタ)かどうか、今のところよくわかりませんけど。
本当だとしたら、秋本先生も今までの疲れがどっと出てきたのではないでしょうか。
それと、今日はあの日から15回忌ですね。
謹んで犠牲になった多くの方々のご冥福をご祈念申し上げます。
スポンサーサイト