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タバコ屋のおばちゃんの話

「あら、ニーサン、ひさしぶりだね」
 と、わたしにそう声をかけてくれました。
 このおばちゃん、あまり笑ったところ見たことはないけど、こういう仕事なだけに愛想はいいわけです。まあ、そんなこまかいことはどーでもよろしい。

「あ、おれのこと覚えててくれたんですか。そりゃ光栄ですね。そういえば、モヒカン(仮名。そのころのわたしの直属の上司のこと。べつにそういうヘアスタイルにしていたわけではないですけど、適当な仮名が思いつかなくて)さん、元気ですか?」

「そうか、ニーサン知らないのもムリないよね。モヒカンさん、死んだんだよ」
「ええ! マジっすか?(イートシこいたおっさんが、若者気取るんじゃない!ってか?)」

「こんなことでウソつかないよ。ニーサン同様、ナニだったしね」

 はて、ナニとはナニ? ノニジュースなら知ってますぜ。あ、すいませんくだらんこと書いてしまった。
(ナニ、には適当な言葉を当てはめてください。このブログのどこかに答えが隠されています。なお、正解者にはナニも差し上げられません。……って、マンガなんかでよくあるパターンを踏襲しました)

「……そうでしたか。ご愁傷様です。ふーん」
「ニーサンも気をつけたほうがいいよ」
「そうですね。ありがとうございます。またそのうち来ます」 

 おばちゃんから、わたしのオヤジがよく吸っていた「キャビン」を受け取り、店を後にしました。

 彼(ちなみにわたしより一回りくらい歳上でした)にはわたしなりに、恨みつらみもあったんだけど、死んじまったらホトケさんだなあ……。

 つい最近まで、仕事帰りに、会社の前通ったら、むかし同様、机の前に座っていた姿を見かけたんだがなあ。

 おれも彼のあとを追うことになるのだろうか。いや、おれは彼の死んだ歳までも生きられないかもしれない。

 おれが早死するのは自業自得だが、なるべく周囲にかける迷惑を少なめに、ながわずらいすることなくぽっくりと逝きたいものだ。

 帰途につきながら、彼の冥福を祈りました。

 ちょっと内容がよくわからなかったかもしれませんね。お粗末でした。
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プロフィール

ピキュー

Author:ピキュー
FC2ブログへようこそ!
当方、平々凡々の、バツゼロ中年男です。
アルコール依存症です。左利きです。

 読書、映画鑑賞、散歩(スロージョギング、簡易(?)スクワット含む&エアなわとび)、宗教、競馬研究(専門紙名にあらず)等、型にはまった趣味しかありません。
マンガ全般、それと、もともと好きだった、ハードではなく、ソフトな感じのSF、ミステリー、実話怪談などが多いですかね。それと、自己怪談&SF (そんな日本語あるのか?)? 夢日記を、物語風に書くこと。宗教といっても、特定の宗教に肩入れはしません。職業、スリーサイズは、ヒ・ミ・ツ!うふ。気持ちわる!
 
こんなところかな。よろしくお願い申し上げます。

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