「やせている」ということ

　想い出ばなしは、とりあえず置いておいて、最近、想ったこと、感じていることなど、気ままに書きつづってみたいと思います。

「痩せたな」
「痩せて、うらやましいよ」なんて、ちかしい人たちから、よく言われることがあります。
　確かにわたしは、いちばん太ってた時期と比べて、今、25、6㎏くらい、落ちている状態です。
　健康的に痩せたのではありません。病気と加齢のせいでしょう。
　病気といっても、感染するものではありませんが。

　それはともかく、そう声をかけてくれる人たちが、憐れむような、悲しむような、気の毒そうな、眼をするんですよね。　
　うぬぼれかもしれないけど、
「ああ、この人にも心配かけてるのかなあ。ありがたいと同時にもうしわけないなあ……。」
　なんて、考えたりします。
　
　ここ最近、芸能人のかたが、他界される報道が、結構あるように見受けられます。晩年の映像は、ほとんどのかたが、痩せこけているみたいです。

　わたしは無名人ですが「おれも死期が近いのかな」と考えることが多々あります。
　
　話は飛ぶんですが、わたしが十数年前まで勤めてた会社が、今の職場のわりと近いところにあるんです。
　で、その会社のそばに、酒、タバコその他食料品、飲料水等が売られている小さなお店が今もあります。

　そこにこないだ、久しぶりに、タバコ買いに行ったら、そこのおばちゃん（年代的にはおばあちゃんだけど、そのころはわたしも彼女も今よりは若かったということで）が、ありがたいことにわたしのことをまだ覚えててくれてました。

　で、彼女から聞かされた話というのがですな……（つづきます）