「訂正」と「ショート・ショートの広場」
(この本(下記の記事を参照)は、あまりおもしろくない!)と、思ったんですけど、この本もけっこう読んでいるうちにわりとおもしろいことに気づかされました。
この作品集に収められている作品は、主人公のモノローグ形式が多い、というのは先述したとおりですが、それは選者の好みによるものもあるのでしょう。
ただ、わたしは「改行」と「会話文」が極端に少ない作品は、いままでどうしても無意識か意図的にかわかりませんが、敬遠してきたふしがありました。
「読みづらい」というだけの理由で。(なんだ、理由わかってんじゃねーかよ)
それと「ショートショートの定義」というものを、固く考えてしまったことに無理があったようです。
それについて、詳細に記されているかたのブログなどを読ませてもらうと、そう考えさせられました。星新一、筒井康隆、阿刀田高、ブラッドベリ、ブラウン、シェクリィ各氏のことも書いて、比較研究してあるそのブログは、とても興味深かったです。
故・星新一氏が選者をやっていらした「ショート・ショートの広場」その「2」の巻末に「或る夜の出来事」という作品が収録されていましたが、それに、星先生は「ムード派ショート・ショートの出現」と、銘打たれていました。
いいえて妙だな、と、わたしも思ったものです。オチはないんですけど、おもしろかったんですよね。
その道のシロートだった主人公が、夜中のまちがい電話により、ラーメンを出前する話。
「2」には入ってないですけど、
「キャベツ」「読むな」「ドゥーイ」「三時五分前」「水増し出張」「期限切れ」……。
あと、タイトル忘れちゃったんですけど、星先生も「寸評」で褒めていらした、テレパシー能力(とくに「読心術」)を持つ男が、政界の領袖(黒幕?)をもてなす話。その中のイキな会話。
その他もおもしろい作品でいっぱいでした。
この作品集に収められている作品は、主人公のモノローグ形式が多い、というのは先述したとおりですが、それは選者の好みによるものもあるのでしょう。
ただ、わたしは「改行」と「会話文」が極端に少ない作品は、いままでどうしても無意識か意図的にかわかりませんが、敬遠してきたふしがありました。
「読みづらい」というだけの理由で。(なんだ、理由わかってんじゃねーかよ)
それと「ショートショートの定義」というものを、固く考えてしまったことに無理があったようです。
それについて、詳細に記されているかたのブログなどを読ませてもらうと、そう考えさせられました。星新一、筒井康隆、阿刀田高、ブラッドベリ、ブラウン、シェクリィ各氏のことも書いて、比較研究してあるそのブログは、とても興味深かったです。
故・星新一氏が選者をやっていらした「ショート・ショートの広場」その「2」の巻末に「或る夜の出来事」という作品が収録されていましたが、それに、星先生は「ムード派ショート・ショートの出現」と、銘打たれていました。
いいえて妙だな、と、わたしも思ったものです。オチはないんですけど、おもしろかったんですよね。
その道のシロートだった主人公が、夜中のまちがい電話により、ラーメンを出前する話。
「2」には入ってないですけど、
「キャベツ」「読むな」「ドゥーイ」「三時五分前」「水増し出張」「期限切れ」……。
あと、タイトル忘れちゃったんですけど、星先生も「寸評」で褒めていらした、テレパシー能力(とくに「読心術」)を持つ男が、政界の領袖(黒幕?)をもてなす話。その中のイキな会話。
その他もおもしろい作品でいっぱいでした。
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