<恐怖と怪奇 名作集・10>
「十三階の女」……これは、小生、ナマイキながら、途中でオチが読めました。まあ、タイトルからいっても、多少ネタばれの感がありますが。それでもおもしろかったですよ。
オチがわかったとしてもおもしろさを感じるのは、筆致、ストーリー展開がすぐれている証左に他なりません。
日本、というか東洋では、比較的、忌み嫌われる数字は「4」みたいですけど(ちなみにわたしには、どちらかというとラッキーナンバーです。わたしの生年月日とかとは関係ありません。イヤ、無理にこじつければ関係あるかな。誰も聞いとらんわ!ってか?)西洋では「13」が嫌われることが多いみたいですもんね。
……主人公の人類学者が会った、女の子と、いっしょにいた男性従業員は一体誰なのか。
そしてかれらにいざなわれて、人類学者が歩いていった先にあるものは……それは読んでのお楽しみ!
「怪物」/「けむりのお化け」
べつに、面倒くさくなって二つまとめたわけではありません。この2作品は、アイディア的にほんの少し似ているところがあるかな、と思ったからです。
まず、主人公を襲う、得体の知れない「なにか」……異星人? 妄想?「けむり…」はどちらかというと、読者の想像にまかせる、いわゆるオープンエンディド(Open ended)な要素が強い作品みたいですね。翻訳者の方も解説でそのようなことを書いていました。
てなわけで、同時に借りたもので、未読なモノは「ポーに捧げる20の物語」「バビロン行きの夜行列車」となりました。
ところがつい先日、コンテナを借りていた家人が、そこを引き払うことになりました。わたしの本、おそらくは百から二百冊以上が、そこに場所を借りて保管してあったんです。それも引き取らざるを得なくなりまして。
で、自室に運んだら、未読の本もその中にけっこうあったんですよ。
ブラッドベリ、内田康夫、山村美紗、笹沢佐保、各氏の本たちに混ざって「ユングの心理学/秋山さと子・著(同)」というのもありました。
この本はずーっとむかし、パラパラと読んだだけで、あまり(内容が、おおまかでも)記憶に残ってないので、改めて読んでみようかと思いました。
秋山氏の本はたしかこれで2冊目でした。
わたしは、以前にも書きましたが、フロイト先生よりユング先生の解釈のほうが、好きなんですよ。
まあその道を切り開いたのは、フロイト氏のほうが先なんでしょうけど。
「まんがで読破」シリーズ、「精神分析学入門・夢判断/ジークムント・フロイト、著」「分析心理学・自我と無意識/カール・グスタフ・ユング、著」
読みました。
フロイトは、自身もそうでしたが、ユダヤ人へのいわれなき偏見が、かなり学術研究の障がいになっていたようですね、わたしが思うに。
とにかく、手元に未読本がけっこうたまってしまったので、借りてきた本を読み終えたら、次はそちらに取りかかりたいと思ってます。
イチイチそんなこと言わんで(書かんで)いい!ってか?
オチがわかったとしてもおもしろさを感じるのは、筆致、ストーリー展開がすぐれている証左に他なりません。
日本、というか東洋では、比較的、忌み嫌われる数字は「4」みたいですけど(ちなみにわたしには、どちらかというとラッキーナンバーです。わたしの生年月日とかとは関係ありません。イヤ、無理にこじつければ関係あるかな。誰も聞いとらんわ!ってか?)西洋では「13」が嫌われることが多いみたいですもんね。
……主人公の人類学者が会った、女の子と、いっしょにいた男性従業員は一体誰なのか。
そしてかれらにいざなわれて、人類学者が歩いていった先にあるものは……それは読んでのお楽しみ!
「怪物」/「けむりのお化け」
べつに、面倒くさくなって二つまとめたわけではありません。この2作品は、アイディア的にほんの少し似ているところがあるかな、と思ったからです。
まず、主人公を襲う、得体の知れない「なにか」……異星人? 妄想?「けむり…」はどちらかというと、読者の想像にまかせる、いわゆるオープンエンディド(Open ended)な要素が強い作品みたいですね。翻訳者の方も解説でそのようなことを書いていました。
てなわけで、同時に借りたもので、未読なモノは「ポーに捧げる20の物語」「バビロン行きの夜行列車」となりました。
ところがつい先日、コンテナを借りていた家人が、そこを引き払うことになりました。わたしの本、おそらくは百から二百冊以上が、そこに場所を借りて保管してあったんです。それも引き取らざるを得なくなりまして。
で、自室に運んだら、未読の本もその中にけっこうあったんですよ。
ブラッドベリ、内田康夫、山村美紗、笹沢佐保、各氏の本たちに混ざって「ユングの心理学/秋山さと子・著(同)」というのもありました。
この本はずーっとむかし、パラパラと読んだだけで、あまり(内容が、おおまかでも)記憶に残ってないので、改めて読んでみようかと思いました。
秋山氏の本はたしかこれで2冊目でした。
わたしは、以前にも書きましたが、フロイト先生よりユング先生の解釈のほうが、好きなんですよ。
まあその道を切り開いたのは、フロイト氏のほうが先なんでしょうけど。
「まんがで読破」シリーズ、「精神分析学入門・夢判断/ジークムント・フロイト、著」「分析心理学・自我と無意識/カール・グスタフ・ユング、著」
読みました。
フロイトは、自身もそうでしたが、ユダヤ人へのいわれなき偏見が、かなり学術研究の障がいになっていたようですね、わたしが思うに。
とにかく、手元に未読本がけっこうたまってしまったので、借りてきた本を読み終えたら、次はそちらに取りかかりたいと思ってます。
イチイチそんなこと言わんで(書かんで)いい!ってか?
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