fc2ブログ

ふりむいた顔

 梅雨はイヤ! 雨が全然降らない地域では、ぜいたくな悩みなのでしょうが。
 そーいや、むかしこんなことがありました。
 いや、梅雨とは全く関係ないんですがね。

 ある友人とドライブに行ったときです。
 なんか、お墓がやたらと建ち並んでいた、せまい寂しい道でした。そこにクルマを停めて。
 どっちのクルマでどっちが運転してたか覚えてませんが。
 わたしが前を見てたら、友人がなんか話しかけたんです。
 隣席をふりむくと、友人が驚いた顔してました。
 なんでも、わたしの首の動きが異様に速いように映ったそうなんです。プロボクサーさながらに。
 
 でもそれはおまえの目の錯覚だろ、と言っても頑固に否定してました。まるでわたしがとりつかれでもされたかのよーに。

 じゃあ、そーゆーことにしてもいいよ。
 ただ、いつでも自分の感覚だけ信じるのは、ある意味危険だし、驕りだぜ。
 と、この場を借りて言っときやす。

 ただ、どーせそいつも見てないだろーから、書くだけムダでんな。

 そんなことより、明日は競馬だ! おカネ返せ、アール! このどチクショー😁
スポンサーサイト



真夜中のアゲハ蝶

 わたしがまだ、中学生だったころ、友人だったクマ(仮名)から聞いた話。

 クマが真夜中に、自室にて、ふと目が覚めてしまった。
 
 なかなか寝つけなくなってしまったので、しかたなく、タバコ(モク、タンベ他)を吸うことにした。
 ベッドサイドに貼ってある、当時大人気だった某アイドルのポスター。
 なにげにそれに向かって煙を、
「フーッ」
 と、吹きつけてみる。
 すると見る見るうちに、その煙が、SMの女王が付けるアゲハメガネ(正確な名称は知らん)になって、彼女の目に張り付いたではないか! しかも彼女はその眼でクマを激しく睨みつけてくる!

 怖くなったクマは、あわててタバコをもみ消し、背中を向けて、毛布をかぶってしまった。

 朝になったら、もとのポスターに戻って、かわいい笑顔を浮かべていました、とさ。
 めでたしめでたし……って、そうかのう?

 いやね、このクマってヤツも、けっこう超常現象に遭ってたらしくて、わたしとハナシが合ったんですわ。

 この話だけじゃ、わたしの筆力不足もあって、たいして怖くないでしょうけど。
 他にもいろいろ怖い話、聞かせてくれたんですけど、残念ながらあらかた忘れちゃいました。

 また、思い出すことがあったら、ここに落書きしたいと思います。
 それにしても、
『なんだこれミステリー』 
 おもしろいでんな。最近、この手の番組が少ないのでちょっとつまんないような気がします。

正体不明レディ? 混迷する記憶?

 では、つづきをどうぞ! 

 Bの自宅に着いたA。
 ピンポンを鳴らす。中からドアを開けるB。
「おお、よく来たな。まあ、上がれ上がれ」
 と、奥の方へ案内してくれる。

 応接間に通され、そこには酒とツマミが用意されていた。

 しかし、なんとなく違和感を感じたA。

 そうだ。なんとなく部屋全体が応接間であるのにも関わらず、雑然としてるし、それに、家全体、他の人の気配がしない。

 まずは乾杯をして、しばらくダベった後、
「奥さんとお子さんたちは、どこか出かけてるのか?」
 と、疑問に思ったことを訊いてみた。
 Bは怪訝な顔をする。 
「はあ? おまえ、なに言ってんだ。おれ、昔から独身だし、結婚したらおまえには報せるよ。まあ、好きで独身でいるわけじゃねーけどな」(笑)
 相手の意外な言葉に戸惑うA。
「え? だってこないだの電話で……」
 Aが説明すると、
「そりゃ、おまえの聞きまちがい、そーじゃなきゃたまたま混線してたんだろ」
 と、一笑に伏すB。

 腑に落ちなかったが、せっかくひさしぶりに再会できたわけだから、あまりしつこく言うのも野暮かな、と思い、Aは楽しく過ごした後で帰宅した。

 無事に着いたことを報告するのと、ひょっとしたらまたあの、幻の家族の声が聞けるかもしれないと思い、電話することにした。

 呼び出し音の後、受話器を取る音。
「ああ、おれ、……」
 さえぎるように、あるいは間髪入れずに、 
「やめて! (聞かないで!)」

 確かに、あの女の声だった❗ 電話はプツッと切れた……(完)

 ……でもね、わたしの勘違いなんでしょうけど、この話、確かにこの日買った怪談本に入ってたはずなんですよ!

 しかし、何度、あるいは10回以上再読しても、見つけられませんでした。

 わたし好みの、おもしろい話だったんだけど。
 おれが、この本買うさい、他の本も立ち読みしてて、それとまちがえたのかなあ? それか、おれが寝ぼけて思いついたオリジナル?

 未だに判然としません。んが!(コミック「がきデカ」風に。古❗😁)
 

「やめて!」あるいは「聞かないで!」

 ほんの、2、3日前のことです。

 ちょっと妙なことがありました。いや、単なるわたしの記憶違いといえば、それまでなんですが。

 怪談本を買ってきて、読みました。
 1つの短編に、すごく、わたし好みのがありました。

 おおまか、こんな感じです。

 ……A氏が、学生時代の友人だったB氏に、久しぶりに電話した。

「おい、Bか? おれAだけど。久しぶり! もし、ひまがあったら、会わないか?」
「おお、Aか? ほんと久しぶり! いいとも! 会おうじゃないか」

 お互いに感激して、話が盛り上がっていると、たまに他の声が、Bの方から漏れ聞こえてくる。
 
 あなたぁ、子供たちが落ち着かないで走り回ってるの。ちょっとのあいだ面倒見てくださらない? と、若い女の声。

 確かに、子供特有の、甲高いわめき声や、どたどた走り回る音がする。
 
 あいつ、知らぬまに所帯もってたのか。そう思って用件だけ済ますと、とりあえず電話を切った。
 
 後日、やくそく通り、AはBの自宅に遊びに行った。
 
 つづきます。

某大型ショッピングモール以前

 わたしの住んでる街のわりと近いところ、う~ん、そうですね車で、道がすいてりゃ10~15分くらいのところに、某ショッピングモールがあるんですよ。

 そこにまつわることで、おもしろい話を、先日、今、働いてるところの親しくなった人(仮にブイさんとしときましょう)から聞きました。

 ここ、わたしのブログにも載せた過去記事「ミステリー自販機」(参照、検索してくださると、ありがたく存じます)から、ホントに近いところなんですよ。

 ブイさん曰く、
「わたし、あの辺(現、大型ショッピングモール周辺)に実家があるんですよ」
 わたしも、
「ああ、そうなんですか。わたしも若いころ、あの辺で働いてたことがありましてね。……そういえばあそこ、昔……」
 と、ある怖い建物があったことをほのめかしました。(ヤクザ、政治家は絡んでません、たぶん)

 そしたら、ブイさんもノッてきて、
「そうそう!(激しく同意) でね、わたしも実家に用があることがあるから、たまにあの周辺でタクシー使ったりするのよ。でね、あそこのショッピングーモールのそば通るの、必ず運転手さんが嫌がるのよ、夜に限って」
「ああ、でも、なんとなくわかるような気もしますね、その運転手さんたちの心境。じつはわたしも昔、あの怖い建物で、当時働いていた会社の社長の息子さんが若死にしちゃいまして……」

 いや~、これ以上は書けませんなあ。
 べつに死者を冒涜するという意味ではなくて、わたしのプライベートにも関わってくるので。

 ちょっと不完全燃焼かもしれませんが、このへんで。

 でも、ブイさんに、また機会があったら聞いてみたいと思います。


 
プロフィール

ピキュー

Author:ピキュー
FC2ブログへようこそ!
当方、平々凡々の、バツゼロ中年男です。
アルコール依存症です。左利きです。

 読書、映画鑑賞、散歩(スロージョギング、簡易(?)スクワット含む&エアなわとび)、宗教、競馬研究(専門紙名にあらず)等、型にはまった趣味しかありません。
マンガ全般、それと、もともと好きだった、ハードではなく、ソフトな感じのSF、ミステリー、実話怪談などが多いですかね。それと、自己怪談&SF (そんな日本語あるのか?)? 夢日記を、物語風に書くこと。宗教といっても、特定の宗教に肩入れはしません。職業、スリーサイズは、ヒ・ミ・ツ!うふ。気持ちわる!
 
こんなところかな。よろしくお願い申し上げます。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR